お兄ちゃんを監禁してみた☆(2019)

私は実家暮らしのプログラマー。家族構成は両親と東京で結婚して子育てをしている妹。趣味は漫画を描く事とプラモデルを作る事。その日はダイエットの為に自転車で近くのイオンまでひとっ走りしていた。
 プルルルル
 スマホの着信が鳴ったので、交差点で信号待ちだったが電話に出た。
 『河村さんの息子のこうたさんですか?』
 それは警察からの電話だった。話を聞くと、両親はバカンスでアメリカ旅行に行っていたのだが、帰りの飛行機がエンジントラブルを起こして爆発して、両親は飛行機もろとも爆死したらしい。
 「な、なんだってー!」
 私は薄給のプログラマー。実家の一軒家の維持管理は費用体力面から難しかった。こうなったら行く先は一つしかない。

   「まもなく東京、東京です」
 新幹線で2時間ほどで、私は故郷を捨て大都会東京に身一つでやってきた。
 「妹が住んでるのは大田区だから、品川よりも南の蒲田のあたりか。東北からだとやや遠く感じるな」
 埼玉には家族で住んでいた事も大人になってから一人暮らししていた事もあったし、生まれは横浜市のたまプラーザだが、東京のしかも城南となると右も左も分からなかった。
 「妹を呼び出すか」
 私は最近育児で忙しいのか、それとも兄への倦怠期なのか知らないが、ここ数年メールしても返事をよこさない妹に、東京に出て来たから待ち合わせの場所に早く来いとメールした。妹は両親が急死して私が路頭に迷っている現状が分かっているはずだ。妹が詳しい住所を教えてくれないので、私は蒲田駅の喫茶店で妹を待った。
 「あいつ遅っせーな。妹の分際で」
 私はiPhoneでダウンロードした30年前に流行っていたアイドルグループのwinkの曲をイヤホンで聴きながら、妹を待っていた。30中盤のおっさんになると新しい音楽はけっこう耳障りに感じるし、優しい感じの曲調の方が耳が疲れなくていい。
 「あっこうたじゃーん、ごめん遅れたー」
 妹はもう30歳くらいくらいで職場でも結構地位があるのだろうが、いつまでも小学生みたいなノリの口調でやって来て私に話しかけた。
 「おう、やっと来たか」
 妹は実家に甥を連れて帰省した時にはラフな服装だったが、東京で過ごすときのドレスコードなのか立派ななりをしていた。ああ妹も東京色に染まったのか。
 「どう?私キレイでしょ?」
 妹が私にアピ―ルしてきた
 「まあでも所詮は妹でしょ」
 私はここでマウントを取られると、後々妹と接する時に不利になるという、妹との30年の付き合いで身についた勘でそう返した。
 「こうた何か食べたの?」
 妹は喫茶店のカフェオレを飲みながらそう尋ねた。
 「いや、まだだけど」
 東京に出て来たばかりで腹はへっている。
 「私は何も食事用意しないから、ここで食べてった方がいいよ」
 妹がそういうので、私はレジに行って軽食を追加注文した。
 「私の分少し食べる」
 私は妹に食べ物を分けようとした
 「ううん、いらなーい」
 妹はそう言った。そうなのだ。妹はたとえ喉から手が出るほど欲しくても、兄の物は意地でも受け取らないタチなのだ。
 「じゃあ食べ終わるまで待っててね」

 私は喫茶店のナポリタンをたいらげた。
 「じゃあ、かなえの部屋に連れてってよ」
 妹はスマホをいじっていたが、ついにその質問が来たかという様子になった。
 「え?なんで?」
 妹はしらばっくれる。
 「いや両親が死んだから、私行く所が無いんだよ」
 思い出の実家だがもう一人で住む気は無い。
 「働いて一人で暮らせばいいじゃん」
 妹はエクスカリバーの様に正論を突き付ける。
 「現状で一人で生活出来ない経済力だし、給料のいい所はブラックしかないんだよ。お前も働いてるんだから分かるでしょ」
 だから働きたくないとまでは言えない。
 「それにかなえはいい所に住んでるんででょ。兄を見捨てる気なの?」
 私は妹にすがりつく。
 「えーでも旦那も息子も居るし」
 本当なら家族持ちの妹の家に居候とか相当な金持ちの家じゃない限り有り得ないが。
 「家族が一人増えると思えばいいじゃないか」
 私は妹を説得。
 「えーでも昔こうたにいじめられまくってた。小さい頃箸持って来ないとぶっとばすぞと脅されたし、中学の頃お風呂に入ってる時にドア開けるぞと脅されたし、ケンカした時に首絞められたし」
 妹によって掘り起こされる、数限りない程の過去の私の悪行の数々。
 「でも良くも悪くも妹を育てたのはわしだ」
 そう、私は先に人生の見本となった兄として、絶対的に君臨しているのだ。
 「うーん」
 妹は悩んでいる。あと一息だ。
 「東京で仕事見つかったら出て行くから」
 私がそう言うと、妹は納得したようだった。まだまだ甘いな妹よ。
 「じゃあ空いてる部屋に住んでもいいけど、その代わりこうたは私の下僕ね」
 妹はそう発言した。下僕って、漫画の読みすぎじゃないのか。
 「はいはい分かった、どうせ掃除洗濯料理でこき使うくらいでしょ。兼業同人作家なめんな」
 まだ実家で過去のガンダム漫画を80ページ原稿化する予定があったが、それは両親の急死により頓挫した。その代わり体力は余っている。
 「じゃあ決まりね。何でも言う事聞いてね」
 妹は席を立った。妹がいいマンションに住んでいる事は両親から聞いているので、私はウキウキしながら妹の後をついていった。その後の屈辱の日々の訪れも知らずに。

私が3歳から4歳くらいの時、まだ私は背も小さくて手足も短くて、3頭身くらいしか無かった。その頃から既に兄とは犬猿の仲だったが、たまに兄は優しくしてくれた。一緒に公園に遊びに行って、私が転んで泣き出すと兄は手を差し伸べてくれた。私の小さな王子様・・・
 「かなえー、腹へったー」
 そんな小さな王子様は今やブクブクと太った、大きな子供みたいになっていた。甥に懐かれない幼稚な伯父様といったところだろうか。
 「はいはい今そばが茹で上がりましたよー」
 私は幼児用の補助椅子に座った甥と一緒に、ダイニングのテーブルで妹の作る夕食を待っていた。
 「いただきまーす」
 私は大皿に盛られたそばの山から麺を箸ですくって食べ始めた。
 「うん、美味しい」
 妹と甥もそばを食べている。
 「おじさんがそば美味しいって」
 妹が甥に優しく話しかける。
 「おいしい・・・イヒヒ」
 最近話せるようになった甥が嬉しそうにしている。
 「ところで旦那さんはまた残業?」
 私は妹の主人について尋ねた。
 「ええ、最近また新しいプロジェクトが立ち上がったらしくて」
 いつもなら旦那さんと妹と甥の一家団欒の所に私が居座っている。
 「亭主元気で留守がいいってか、昭和かよ」
 まあ忙しいのはいい事だ。
 「お風呂洗ってあるよ」
 妹が言う。私は腹いっぱいになったので風呂で汗を流す事にした。

 風呂から出て私にあてがわれたベッドルームでエアコンに当たりながらパンツ一丁でダイエットコークを飲んでいると、妹が部屋に入って来た。
 「こうた」
 振り向くと、妹は全裸でお腹にピンク色のペニスバンドをしていた。胸が全然無い
 「わわっ!!なんだその格好は!?」
 妹の裸を見たのは妹が5歳くらいの時に風呂から上がって、実家のリビングでテレビを見ている私の前で何故か仁王立ちして裸を見せつけてきた時以来だった。その時は股間がつるつるだくらいしか思わなかった。今は当然だが成人である。
 「ただで部屋に泊まれるとは思ってないよね?」
 妹はそう言って股間に生えたチンポを掴んで、もう片方の手で私のトランクスを脱がそうとしてきた。
 「ま、まさか私のお尻の処女を!?」
 ここから見苦しいシーンが始まる。
 「わあ、きったねー尻」
 妹は私のパンツをずり下ろすと、私の尻を掴んでペニスバンドを肛門に挿入した。
 「うわっっ!!」
 ペニスバンドにはローションが塗られていて、最初はキツキツだったが徐々にスムーズに出し入れ出来る様になった。
 「あっ!痛っ!裂けるうっ!!」
 私の悲鳴をよそに腰を振る妹。
 「これは幼稚園の時いじめられた分!」
 パンッ!
 妹がそう宣言して勢いよく私の尻穴を貫く。
 「そしてこれが小学生の分!」
 そしてまたケツにペニスバンドをぶっ刺す。
 「うう、高校の時の男子校でも尻の貞操は守ったのに・・・」
 痛みと屈辱で泣き出す私。
 「もうこうたは女になっちゃえば?」
 腰を振るのを止めない妹。
 「な、なんでこんな事をするんだ・・・」
 私は妹にわけを尋ねる。
 「私はずっとこうたより上の存在になるのを目指していたのよ」
 そう妹は答えた。
 「上の存在・・・?」
 「そう。勉強もしたしポケモンのカードも負けないくらい集めたし、母親に捨てられたけど絵も描き続けたし」
 妹が私の尻に腰を打ち付ける音がパンパン言っている。
 「そして私がこうたを掘る事で、完璧に上に立つ事になるのよ」
 直腸から前立腺を刺激されて私のチンポも不覚にも勃っていた。
 「さあフィニッシュよ!!」
 妹が私の腰がガクガクするくらいぺ二パンを挿入するスピードを早める。
 「うっうっ!うああーーっっ」
 その勢いで私は尻穴を犯されて絶頂を迎えてしまった。
 ビュクッ!ビュルルッ
 射精が止まらない。
 「はあはあ、楽しかったー。じゃあ私は息子を寝かしつけるからこうたも勝手に寝てね」
 妹はドアを閉めて部屋から出て行った。私は床に倒れたまま妹に犯された屈辱の涙を流した。

 それからは炊事掃除洗濯と全て兄の私任せ。妹は甥の世話も放って夜な夜な職場の同僚と飲み歩いていた。
 「ぼうやー、おいちゃんだよー。いないいないばあー」
 私は妹が赤ちゃんだった頃を思い出して甥をあやす。
 「キャッキャッ」
 甥は嬉しそうにしている。
 「マーマー」
 甥が妹の事を呼んだようだ。
 「え?ママは居ないよ。今はおいちゃん」
 私は甥が泣かないかハラハラしている。
 「マーマ―オッパイ」
 甥がそうねだる。
 「おいちゃんはおっぱいは出ないよ」
 甥はもう離乳食の頃だが。
 「・・・ばか」
 しまった。甥にもばかにされた。
 「ううん、ばかはママだよ。じゃあお風呂に入ろうねー」
 そう言って私は甥をお風呂に入らせた。育児は重労働だ。
 「何故こうなった・・・かなえ・・・許さんぞ・・・」
 私は今の下僕としての扱いへの不満が爆発寸前だった。妹への復讐を思い立った。ふふふ、兄を侮ると恐ろしい事になるぞ。

「こうたー、早くご飯作ってよー」
 それは妹に掘られて以来の日常の光景だった。妹が休日の昼に私が食事を作るのを待っている。
 ガチャ
 私は自部屋から出て来て妹の背後に近寄った。
 ググッ!!
 私は突然妹にチョークスリーパーを仕掛け、首を締め上げた。
 「な、なにこうた、苦しい・・・」
 妹が苦しそうにする。
 「こっちが黙ってれば調子に乗りやがって・・・もうこんな茶番は終わりだ!!いいな!!」
 妹が私の腕を叩いてギブアップを示したので、私は腕を離した。
 「もう私が家事担当するのは終わりな」
 そう妹に言う。
 「わ、分かったよ・・・」
 妹は私に屈した様だった。少し脅すだけで妹はすぐ言う事を聞くのでちょろい。
 「じゃ、私は昼寝するから」
 私はどこに住んでても同じ、趣味のプラモデルの飾られた部屋に戻った。

 カタカタ
 私はパソコンのキーボードを叩いて抜けそうなエロゲーを探していた。
 「ふむふむ・・・変態アパート・・・アパートを舞台に広げられる痴態のエロゲーか」
 私はネット上にタダで実行ファイルが落ちてないか検索した。
 「うーん、どこにも無料は無いな・・・最近はケチだな。10年前だったらどんなゲームもタダでやり放題だったのに」
 ネット上で手に入れられるダウンロード版でも結構高い。
 「次の週末にでも秋葉原に行って、お手頃なエロゲーを買って来るか」
 仙台での私の生活圏にはエロゲショップはほとんど無かったが、秋葉原に行けば何でもある。
 「ふう、毎日が楽勝だな」
 東京の高級マンションの一室でネットサーフィンをする毎日。何の不満も無い。
 「漫画はこの先しばらくは描きそうにないな」

 妹は穀つぶしの兄に嫌気がさしたのか、何の前触れもなく旦那さんと甥を連れて海外旅行に行ってしまった。
 「せっかくパリに来たから高級ブランドを買い漁るわよ!」
 バブル経済の時はシャンゼリゼ通りは日本人だらけだったと聞くが。
 「さすがは芸術の都ね。こうたのヘタクソな漫画とは比較にならないレベルだわ」
 かなえは日本人の誇りも捨ててパリ滞在を楽しんだ。
 「こうたは所持金が無いから、今頃かなえちゃんが居なくて何も買えなくて野垂れ死んでるかな」
 半月ほどして東京の自宅マンションに戻った妹。部屋に入るとタンスから預金通帳が無くなっていて、貴金属類の金目の物も全て兄のこうたによって奪われていた。
 「こうた・・・こうたのバカヤロー!!」
 私は妹から奪った財産で投資で大儲けし、いい女を抱きまくった。妹は無一文になって餓死した。だが生き返った。